谷中三崎坂の全生庵というお寺には、
江戸から明治にかけて活躍された噺家の、
三遊亭圓朝師匠のお墓があります。
圓朝師匠は、創作落語、中でも怪談噺が良く知られ、
毎年夏のこの時期の全生庵では『圓朝まつり』と称して、
師匠のコレクションしていた幽霊画が展示されます。
早速行ってきました。
美術史的な価値がどの程度あるのかは存じませんし、
或いは「怪談噺の圓朝」をアピールするものだったのか、とも思いますが、
あるものは物悲しく、またあるものは凄まじい表情の描かれた幽霊たちが
師匠の創作に与えた霊感(インスピレイション)も、
少なからずきっとあったのではないでしょうか。
月中には三遊一門の方々の寄席もあるようですが、
なんと日にちは我らが『もののけカフェ』とまるかぶりです。
ひょっとしたら圓朝師匠創作のお題も語られるのでしょうか。
実は今回、『もののけカフェ』でも圓朝師匠のお作、
中でも最も有名であろうものを題材にいただいております。
圓朝師匠自身、古典をひもとく中で見つけられたモチーフに脚色なされたものではありますが、
僕はさらにそれを脚色し、
噺家さんが語られるのとは、きっとまるで違うであろうものにしてしまいました。
挑戦、なんてそんなおこがましい気持ちはありません。
ただ、このお話が持つ、哀しい恋のイメージが、
子供の頃からずっとずっと好きだったからなのです。
果たして師匠はお許しくださるでしょうか。
お題が決まってから僕は、
毎週のように谷中に足を運び、師匠のお墓に手を合わせております。
『圓朝まつり』は八月いっぱい開催されております。
興味を持たれた方、谷中散策の折に立ち寄られてみてはいかがですか。
真夏の谷中は、蝉の声がいっぱいです。
そして。
怪談リーディングカフェ公演『もののけカフェ』
谷中
「喫茶めめ」にて十八日(土)、十九日(日)の二夜、
よる六時開店です。
ご予約は
こちらまでメールを!
tailsoflizard@yahoo.co.jp
- 2007/08/02(木) 05:04:23|
- もののけ。
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